今年(2024年)のお金に関する制度が激変することは知っていられますでしょうか?
今回の記事は、主に重要な制度をピックアップし紹介したいと思います。
特に、子育てや、積み立てNISAについても大きく関わってくるものなので要チェックです。
新NISAがスタート(1月~)
- 非課税で保有できる期間が無期限に
- 限度額1800万円に拡充
☑NISAの年間投資枠 合計360万円
・成長投資枠240万円
・つみたて投資枠120万円
☑いつでも始められる
☑生涯投資の上限1800万円
(このうち成長投資枠は1200万円)
☑ 年間投資枠(360万円)内であれば
1800万円の中で自由に売買可能
※利回り5%で15年積み立てた場合
毎月3万円の場合、、、原本540万円+利益260万円=800万円
毎月5万円の場合、、、原本900万円+利益430万円=1330万円
毎月10万円の場合、、、原本1800万円+利益870万円=2670万円
住宅ローン減税改正(1月~)
- 省エネ基準を満たさない新築住宅は対象外へ
- 性能に応じて借入限度額が異なる
- 申請の際証明書が必要
住宅の環境性能等 | 2022~23年入居 | 2024入居 | (子育て・若者世帯特例) |
---|---|---|---|
長期優良住宅 低炭素住宅 | 5000万円 | 4500万円 | 5000万円 |
ZEH水準省エネ住宅 | 4500万円 | 3500万円 | 4500万円 |
省エネ基準適合住宅 | 4000万円 | 3000万円 | 4000万円 |
その他の住宅 | 3000万円 | 0円 | 0円 |
大学の無償化(4月~)
- 扶養する子供の数が3人以上の世帯
- 理学、工学、農学部
※以上に該当する中間世帯(600万ほど)も対象
支援対象者 | 目安の年収 | 支給額 |
---|---|---|
多子世帯 | 〜600万円程度 | 満額の1/4 |
理工農系 | 〜600万円程度 | 文系との授業料差額 |
児童手当の拡充(10月~)
- 所得制限完全撤廃
- 高校生まで支給延長
- 3人目以降の支給額上昇
第一子 | 0~2歳まで 15,000円 3歳~高校生 10,000円 |
第二子 | 0~2歳まで 15,000円 3歳~高校生 10,000円 |
第三子~ | 0~高校生 30,000円 |
児童手当拡充…2024年10月~
支給開始…2024年12月~
支給間隔…2ヶ月毎
社会保険の扶養(10月~)
- 所定労働時間が週20時間以上
- 月額賃金8.8万円以上
- 雇用期間2か月超
- 従業員51人以上(または、労使合意がある場合)
- 学生でない
社会保険に加入ということは、10月から手取りが減ってしまうの?
「106万円の壁」対応
パート・アルバイトで働く方の、厚生年金や健康保険の加入に併せて、手取り収入を減らさない取組、実施する企業に対し、労働者1人当たり最大50万円の支援をします。
壁を越えても保険料を負担する必要がないので手取りが減ってしまう心配はいりません
まとめ
2024年は、新NISAスタート、住宅ローン減税改正、大学無償化の拡大、児童手当の拡充、社会保険の適用枠拡大という制度が変わっていましたね。
だが、一生この制度が続くとも限りません。現在の総理(2024年1月時点での)が退任してしまえば、また別の制度が追加され、変更される可能性もあります。
個々で色々とリスクを考え行動していきましょう。
コメント