そもそも領収書とは、支払いの事実を客観的に証明できる公的な書類として、税務申告の際の支出証明書類や、会計処理において支出証拠書類として重要な役割を果たしています。
そんな中、仕事で必要な小物を買った時に「領収書をもらい忘れた~」なんて経験したことありませんか?レシートだと経費計上はできない、なんて思っていませんか?
- Qレシートでも経費計上はできますか?
- A
できます
コンビニなどで、何かを購入した際、レシートでも領収書と同様に経費計上できます。
この場合、個人の宛名がなくても問題はありません。
・1枚のレシートにプライベートの購入品が混ざっている場合
業務用に買った商品をマーキングし、判別できるようにしましょう。
その状態であれば経費計上できます。
家賃や交通費などの領収書がない場合
領収書以外のもので『支払日』『内容』『金額』等を証明できるようにしましょう。
・家賃の場合
金銭消費貸借契約書と通帳の支払履歴を用意しましょう。
・電車代なら
交通系ICカードの利用履歴を用意しましょう。
クレジットカードの明細しかない場合
クレジットカードの場合、『利用日』『支払先』『金額』はわかりますが、『内容』の情報がないのです。
その為、領収書やレシートを保管し『内容』について証明できるようにしましょう。
※消費税に関わるインボイス制度には、他にも細かな取り決めが多々あります。
スマホなどで撮影した領収書の写真でも経費計上は可能なのか
原則として、領収書などは原本で保管することは義務付けられていますが、電子帳簿保存法に則ってスマホでの保存を行えば電子化されたものも認められます。
スマホ撮影により写真保存した領収書の画像も、電子帳簿保存法のスキャナ保存の要件を満たしていれば問題ないです。
従業員が領収書をスマホ撮影して経費計上をする場合、対応したアプリがあるとスマホからすぐに申請ができて便利です。領収書を写真撮影したものを経費申請する方法として、スマホ向けのアプリがあります。
公式サイトを貼りましたので、ぜひ調べてみてください。
コメント